世界大百科事典(旧版)内のdressageの言及
【馬術】より
…(1)馬場馬術競技 60m×20mの長方形の馬場で定められた運動課目を記憶によって行うもので,活発に,優美に,円滑に馬を乗りこなさねばならない。西洋ではフランス語で訓練を意味するドレサージュdressageの名で呼び,高等馬術haute écoleが要求される。馬の歩法には常歩(なみあし),速歩(はやあし),駈歩(かけあし)の3種があり,さらにそのおのおのに収縮,尋常,中間,伸張などがあり,これらを組み合わせて前進,後退,巻乗(まきのり)(直径6mの輪乗り),蛇乗(へびのり)(蛇行状に騎乗),8字乗,横運動,ピルエット(馬長に等しい半径で行う円運動),パッサージュ(歩幅を非常につめ,きわめて収縮し,きわめて弾力に富む速歩),ピアフェ(その場で行う収縮速歩)などを演技する。…
※「dressage」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」