DSIR(読み)でぃーえすあいあーる

世界大百科事典(旧版)内のDSIRの言及

【研究所】より

…この研究所はドイツのPTRをモデルにしていたが,基礎研究と同時に,測定器の標準化や検定,さらに材料試験や物理定数の決定などといった実際的な役割も期待された。第1次大戦中の1916年,イギリス政府は科学政策を見直し,科学産業研究庁Department of Scientific and Industrial Research(DSIR)を設立したが,NPLは18年にDSIRの傘下に移され,制度的にも財政的にも堅固な基盤を得ることができた。 1901年,アメリカに国立標準局National Bureau of Standards(NBS)が設立されたが,これは,新興国アメリカもヨーロッパの先進工業国にならって,政府レベルで研究体制の整備に乗り出した事情を物語っている。…

※「DSIR」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android