翻訳|EKG
…なかでもバッハは,簡素な4声体の和声付けから壮麗なコラール・ファンタジーChoralfantasieに至るまで,模範的な編作の技法を示した。ドイツにおける現行のコラール本は,EKG(Evangelisches Kirchengesangbuchの略)と呼ばれ,各州共通のコラールとして歴史的な淘汰をへた394編を収めている。 なお,19世紀以降の慣例的な音楽の用語法において,コラールという言葉はしばしば,コラール類似の旋律をたっぷりとした和弦で支えた緩やかなテンポの書法を指す。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」