世界大百科事典(旧版)内のElginの言及
【第2次アヘン戦争】より
…広東周辺では反英運動が高まり,他方,本国のパーマストン内閣は開戦を決定したが,翌年2月下院でR.コブデンの政府反対決議が可決され,パーマストンは解散,総選挙によって開戦を強行した。5月にはエルギン伯LordElginを全権とする将兵約5000名が中国に向かった(途中この軍隊はインド大反乱すなわちセポイの反乱の鎮定に加わった)。フランスのナポレオン3世は,カトリック神父シャプドレーヌが広西省西林で殺害された事件を理由に,グロを全権として共同出兵した。…
※「Elgin」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」