Enosichthōn(その他表記)Enosichthon

世界大百科事典(旧版)内のEnosichthōnの言及

【ポセイドン】より

…彼の子どもには,ポリュフェモスのほか,妃アンフィトリテAmphitritē(海の老神ネレウスの娘)との間にもうけた半人半魚の神トリトン,女怪ゴルゴンのひとりメドゥーサを母とする天馬ペガソス,巨人の猟師オリオンなどがいる。 彼の名はおそらく〈大地の夫〉もしくは〈大地の君〉の意で,ホメロスの叙事詩中のエノシクトンEnosichthōn(〈大地をゆすぶる者〉),ガイエオコスGaiēochos(〈大地を保つ者〉)などの呼称も示すように,もともとは地震の神,また土壌を肥沃にする河川,泉の神であったが,この神を信奉する人々がギリシアに侵入したとき,もっぱら海洋がその支配領域になったものと考えられる。しかし彼がなぜ馬の神ともなったかについては,いまだ満足すべき説明が与えられていない。…

※「Enosichthōn」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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