世界大百科事典(旧版)内のentropēの言及
【エントロピー】より
…このように,Q/Tが状態の乱れの度合を表していることは明らかで,このQ/TをエントロピーSと定義する。 エントロピーという概念は,熱力学的な状態の変化を特徴づけるものとしてR.J.E.クラウジウスが導入したものであり,その名はギリシア語のentropē(反転する働きの意)に由来し,変化容量の意味で命名されたものである。
[エントロピーのミクロな意味]
エントロピーにミクロな意味づけを与えたのはL.ボルツマンである。…
※「entropē」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」