世界大百科事典(旧版)内のEotrigoniaの言及
【トリゴニア】より
…種の生存期間はやや長いものが多いが,形態が派手で変化に富むため,地域内での対比や中生代の生物地理区・古環境の推定,表面彫刻の機能的意味を考察するうえに有効な分類群である。新生代に入ると急速に衰退して,わずかにオーストラリアに第三紀のエオトリゴニアEotrigonia,現生のシンサンカクガイ(ネオトリゴニアNeotrigonia)数種のみが知られ,“生きている化石”の一例とされている。【速水 格】。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」