世界大百科事典(旧版)内のEpiphaniosの言及
【オリゲネス】より
…オリゲネス神学の一面のみを強調したさまざまの説をオリゲネス主義と呼び,古代および中世の教会で異端として弾劾された。4世紀の後半,サラミス主教エピファニオスEpiphaniosがオリゲネスを異端と決めつけ,ヒエロニムスもそれに荷担,結果としてオリゲネスを奉じていたエジプトの修道士が迫害された。6世紀中葉にはパレスティナの聖サバス修道院のオリゲネス主義が問題となった。…
※「Epiphanios」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」