世界大百科事典(旧版)内のEucosmetusの言及
【ナガカメムシ(長亀虫)】より
…植食性であるが,ときに食虫性を兼ねる種類もいる。カンショコバネナガカメムシCavelerius saccharivorusは九州,琉球,台湾に分布し,扁平で細長く翅の短い種類でサトウキビ害虫として知られ,ヒョウタンナガカメムシ類Eucosmetusは胸部がヒョウタン形でアリ類に酷似し,イネ科雑草の種子などを吸食する。オオメナガカメムシPiocoris variusやヒサゴナガカメムシNeomizaldus lewisiは食虫の習性もある。…
※「Eucosmetus」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」