世界大百科事典(旧版)内のEumenidesの言及
【オレステイア三部作】より
…エリニュエスとアポロンは母子の関係と婚姻関係の重要性をめぐって論争するが,女神はオレステスを無罪放免する。憤るエリニュエスは市の守護神エウメニデスEumenidesと名を変えてあがめられることになり怒りを収める。アトレウス家ののろいとは,神の正義の掟を人間の手で執行しようとするときに生ずる限りない報復行為の悪循環であった。…
※「Eumenides」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」