世界大百科事典(旧版)内のEurhythmieの言及
【シュタイナー】より
…彼は,すべての人間の中には,特定の修行を通して高次の認識を獲得する能力がまどろんでいるが,この認識の上に立てばこれらの問題を近代自然科学と同じ厳密さで探究できると主張し,この行法を《いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか》(1904‐05)の中で提示する一方,《神智学》(1904)と《神秘学概論》(1909)の中で,以上の諸問題に近代的な認識批判の立場にとっても受け入れられるような表現を与えようと努めた。彼の影響は宗教,芸術,教育,医療,農法等の分野にも及んだが,とくにキリスト者共同体運動,新しい運動芸術であるオイリュトミーEurhythmie,自由ワルドルフ学校,類似療法医学,有機農法などが有名である。また個人ではシュワイツァー,ユング,ヘッセ,P.クレー,カロッサ,B.ワルターらにその影響が見られる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」