世界大百科事典(旧版)内のexploitationの言及
【競争】より
…また,一般に帰化生物が定着する際には土着の生物との間に競争が起こると考えられている。 競争のうち,一方が直接または間接に相手の資源や要件の利用を妨げるのを干渉interferenceと呼び,資源や要件を相手より早く,または多く使ってしまうことによって競争相手の利用可能量に影響を与えるのを取り合いexploitationと呼んで区別する研究者もいるが,実際に両者を明確に区別するのはむずかしいことのほうが多い。また,生活に必須な資源や要件の獲得のために争う過程そのものを競争と呼ぶ立場や,争いの結果としてどちらかに害や不利益の生ずる時だけを競争と呼ぶ立場もある。…
※「exploitation」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」