Flavianus(その他表記)Flavianus

世界大百科事典(旧版)内のFlavianusの言及

【ディオスコロス】より

単性論派分離の立役者。コンスタンティノープルのエウテュケスがキリストの人性とふつうの人間の人性とは異なるとして,キリスト単性論を主張したとき,これを支持し,エフェソスのいわゆる〈盗賊教会会議〉(449)を主宰して,コンスタンティノープル主教フラビアノスPhlabianos(フラウィアヌスFlavianus)その他をネストリウス的異端として弾劾した。しかしカルケドン公会議(451)で逆に罷免され,追放された。…

※「Flavianus」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android