世界大百科事典(旧版)内のflycatcherの言及
【タイランチョウ】より
…スズメ目タイランチョウ科Tyrannidaeの鳥の総称。この科は約115属360種に及ぶたくさんの種からなり,南北アメリカに分布している。とくに南アメリカにすむ種が多い。タイランチョウ科は,旧世界でヒタキ科が占めている生態的地位を新世界で占めている。タイランチョウ類の多くは,ヒタキ類のような幅の広いくちばしとよく発達した口ひげをもち,ヒタキ類のように,止り場から飛び出して飛んでくる昆虫類を捕食する。…
【ヒタキ(鶲)】より
…それらには,ツグミ亜科,チメドリ亜科,ウグイス亜科,ヒタキ亜科などが含まれるが,類縁関係の研究はあまり進んでいない。なお,ヒタキにほぼ相当する英語はflycatcher(ハエをとるもの)であるが,ヒタキ類以外にもこの名で呼ぶものが少なくない。とくに,南北アメリカではスズメ目タイランチョウ科の鳥にflycatcherの名がつく種が多い。…
※「flycatcher」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」