ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タイランチョウ」の意味・わかりやすい解説
タイランチョウ
Tyrannidae; tyrant flycatchers
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鳥綱スズメ目タイランチョウ科に属する鳥の総称。この科Tyrannidaeの鳥はアメリカ大陸にだけ分布し、300種以上がある。北はカナダ北部の樹木限界から、南は南アメリカ南端のフエゴ島にまで分布するが、熱帯アメリカに多くの種が生息している。全長7~40センチメートル、全体に褐色系や灰色系のじみな羽色をした鳥が多い。尾が非常に長い種が少数いる。種数が多いことから予想されるように、この類のなかにはいろいろな習性をもつものがいる。しかし、多くの種は、旧大陸のヒタキ類に似た生活をしており、枝から空中にぱっと飛び立って飛翔(ひしょう)中の昆虫をくわえ取り、枝に戻ってそれを食べる。こうした習性をもつ鳥では、嘴(くちばし)の形態もヒタキ類同様、扁平(へんぺい)で基部が三角形をしている。一般に巣は樹上に椀(わん)形のものをつくり、1腹卵数は2~4個、雌だけが抱卵し、育雛(いくすう)は雌雄ともに行う。ヒタキ類に似た生活をするもの以外では、タヒバリ類、サバクビタキ類、ムシクイ類、モズ類、カワセミ類などに似た生活をするものがいる。
[樋口広芳]
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