世界大百科事典(旧版)内のGötz,K.O.の言及
【ドイツ美術】より
…しかし30年代のヒトラーによる〈退廃芸術〉の弾圧は芸術界の息の根を止め,戦後の美術はいわば白紙状態からの出発を余儀なくされた。亡命した作家たちを通してパリやニューヨークの美術動向が伝えられ,ゲッツKarl Otto Götz(1914‐ )やゾンダーボルクK.R.H.Sonderborg(1923‐ )らのアクション・ペインティングのほか,50年代にはシュルツェBernhard Schultze(1915‐ )やシューマッハーEmil Schumacher(1912‐ )らのアンフォルメルの画家が現れた。今日4年おきにカッセルで開催されるドクメンタ展は,ドイツを中心として世界の現代美術の新しい試みの場として注目されている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」