世界大百科事典(旧版)内のGepidaeの言及
【アバール】より
…アバール人は460年ごろカスピ海沿岸に現れ,フン系ブルガール人の諸部族を支配下に置いた。さらに西進して,6世紀半ば以降ビザンティン帝国をおびやかし,ランゴバルド人と結んで東ゲルマン・ゴート系のゲピードGepidae族を滅ぼし,ドナウ川地方に定住,隣接のスラブ系諸族を従え,大帝国をたてた。そこからビザンティン帝国,フランク王国に侵入を繰り返したが,624年ビザンティン皇帝ヘラクレイオスに破られて大打撃を受けた。…
※「Gepidae」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」