世界大百科事典(旧版)内のGlochidionの言及
【カンコノキ】より
…暖地の海辺に生育するトウダイグサ科の落葉低木(イラスト)。高さ1~7mになる。和名は倒卵形の葉をかんこ舟(漁に使われた小舟)にみなしたものといわれ,転じてカッコウギともいう。雌雄異株で,7~10月ころ,小さな淡緑色の花を葉腋(ようえき)に数個つける。果実は,黄赤色の種子の入った扁球形の蒴果(さくか)。短枝の先はときにとげとなる。材は黒色で,櫛や印鑑などの材料として用いられ,コクタンノキとも呼ばれる。…
※「Glochidion」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」