世界大百科事典(旧版)内のglycerophospholipidの言及
【脂質】より
…空気中でも変化しにくく,動物の皮膚,毛皮,羽毛,植物の葉や果実に,また多くの昆虫の外骨格の保護膜として見いだされる。蠟
[グリセロリン(燐)脂質glycerophospholipid]
複合脂質の中で最も重要で,かつ多量に存在する。生体膜の主要脂質成分であり,膜以外に存在することはまれである。…
【リン脂質(燐脂質)】より
…ホスファチドphosphatideともいう。アルコールとして,グリセロールをもつグリセロリン脂質glycerophospholipid(またはphosphoglyceride)と,スフィンゴシンをもつスフィンゴリン脂質sphingophospholipidに大別される。リン脂質はいずれも極性のある脂質であり,遊離の状態でもわずかに存在しているが,生体膜の重要な構成成分となっている。…
※「glycerophospholipid」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」