世界大百科事典(旧版)内のheimarmenēの言及
【運命】より
…そしてこうした傾向の中から運命の女神たちと〈運命の女神たちの指導者Moiragetēs〉としてのゼウスをともにあがめる祭式が前5世紀に発生した。 運命は前4世紀以後になると主として〈へイマルメネheimarmenē〉(hē heimarmenē moira,さだめられた運命の意)という語によって表現されるようになり,同時に決定論的な色彩を強めた。それは必然的な原因の連鎖と見なされるようになった。…
※「heimarmenē」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」