世界大百科事典(旧版)内のhelperの言及
【鳥類】より
…逆にすべてを雄が行う鳥もあるが,それはごく少数である。近年になって,親鳥以外の個体がこのような活動を手伝う例が相次いで報告されて〈ヘルパーhelper〉と呼ばれているが,そのほとんどは前年または同年生れの兄姉であることがわかってきた。なお,繁殖様式としては一雄一雌のほか,一雄多雌,一雌多雄,乱婚型などさまざまの形があるが,それについては〈配偶型〉の項目を参照されたい。…
【配偶型】より
…しかし,総じて無脊椎動物ではつがい関係は希薄である。 一夫一妻制の中には,群れ生活をしていながらその中の1匹の雄と1匹の雌のみがつがい関係をもち,他のメンバーはヘルパーhelper(手伝い)としてその繁殖を手伝う協同繁殖というシステムもある。魚類,鳥類,哺乳類で知られており,先に生まれた子どもが親を手伝って弟妹の世話をする場合が多い。…
※「helper」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」