世界大百科事典(旧版)内のImmaculataの言及
【マリア】より
…つまりマリアは前述のように〈神の母〉テオトコスであるとされる。キリストは聖霊によってマリアの胎内に宿ったのであり,それゆえにマリアは処女のままみごもったのであり,しかも原罪を負った通常の女性とは異なった〈無原罪Immaculata〉の女性であり(処女懐胎),人類を罪におとしいれたイブとは逆に救世主(メシア)を生んで人類救済の役を担った女性である。この意味で人間の救いのために〈とりなしをする女Mediatrix〉でもある。…
※「Immaculata」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」