世界大百科事典(旧版)内のjoustの言及
【トーナメント】より
…ヨーロッパ中世の騎士による馬上試合。11世紀中ごろフランスで始まり,初期にはおおぜいの騎士が2組に分かれて争うメレmêléeだったが,やがて1対1で長槍を使って相手を馬から落とすジョーストjoustという方法が生まれ,15世紀には領主や貴婦人の見物するなかを,試合専用のりっぱな甲冑を身につけて闘った。剣や槍の先は丸くして危険を防いだが,死傷者の出ることも多かった。…
※「joust」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」