Kākwayh(その他表記)Kakwayh

世界大百科事典(旧版)内のKākwayhの言及

【ダイラム】より

…セルジューク朝のニザーム・アルムルクも,《政治の書》の中で,トルコ人と並んでダイラム人を軍隊に加えることを推奨している。タバレスターン,ゴルガーンを支配したジヤールZiyār朝(927‐1090ころ),東方イスラム世界の盟主となったブワイフ朝,さらには中央イランのカークワイフKākwayh朝(1008‐51)は,いずれもダイラム人自らが建てた王朝である。11世紀の末には,ダイラム地方の中心地アラムートAlamūtがニザール派のハサン・サッバーフの手に落ち,フレグのモンゴル軍に滅ぼされるまで難攻不落を誇った。…

※「Kākwayh」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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