世界大百科事典(旧版)内のKalischの言及
【解放戦争】より
…諸国民がフランスからの民族的な解放と独立のために戦ったので解放戦争とよばれるが,また諸国民戦争ともいう。 ナポレオンがモスクワ遠征に失敗し,追撃するロシア軍が1812年末ドイツ国境に接近したとき,プロイセンは,ナポレオン側に従軍していた自国軍隊の中立化をロシアに約束(タウロッゲンTauroggen協定),ついで13年2月ロシアと同盟を結んだ(カーリッシュKalisch条約)。プロイセンは他方で,シャルンホルストの指導下で軍制改革を断行して民兵や義勇兵の組織化を図り,3月17日に対仏宣戦を布告した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」