世界大百科事典(旧版)内のKirchenstückの言及
【カンタータ】より
…J.S.バッハによって,今日では教会礼拝用音楽としての教会カンタータが有名であるが,バロック時代を通じての標準的で一般的なカンタータは世俗カンタータであった。バッハの教会カンタータは教会曲Kirchenstückともよばれた。世俗カンタータはオペラと同様,フィレンツェのカメラータ(1580年ころバルディ伯家に集まって古代音楽の復興を論じた音楽家・文学者のグループ)の人びとによるモノディに発する。…
※「Kirchenstück」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」