世界大百科事典(旧版)内のkuladuhitṛの言及
【居士仏教】より
…大乗経典の中で居士として有名な人物は《維摩経》の主人公の維摩であり,釈尊の直弟子の著名な出家者たちが,在家の維摩居士により空の立場から痛烈な批判を浴びるという内容である。また大乗経典にはしばしば,良い家柄の男女を意味する善男子(クラプトラkulaputra)・善女人(クラドゥヒトリkuladuhitṛ)の語がみられ,これら種々の在家者が大乗仏教の主たる担い手であったことが推察される。【加藤 純章】
[中国]
宋代より明・清時代にかけて盛況を呈した有識者主体の在家仏教を指す。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」