《Kural》(英語表記)Kural

世界大百科事典(旧版)内の《Kural》の言及

【カンバン】より

…アーリヤ文化の南インドへの浸透が最高潮に達したチョーラ王朝のころに活躍した。彼の作品は,サンスクリットの叙事詩《ラーマーヤナ》(バールミーキ作)をモデルとしているが,それの単なる翻訳にとどまらず,サンガム文学の抒情的性格,箴言集〈クラルKural〉の高い倫理性,ナーヤナールやアールワールの宗教的情熱を受け継いだタミル長編文学の最高傑作となっている。《ラーマの降臨》は,また《カンバンのラーマーヤナKamparāmāyaṇa》とも呼ばれる。…

【ティルバッルバル】より

…南インド,タミル文学の代表的古典《クラルKural》の著者。5世紀ころの人。…

※「《Kural》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android