世界大百科事典(旧版)内のlobbyistの言及
【ロビー】より
…ロビーはそのための空間の総称であり,ここには西欧の空間にはめずらしい,あいまいさが求められることになる。また,議会で議員が院外者との会見に用いる控えの間をロビーと呼び,このロビーに出入りして議員に働きかける陳情団,圧力団体をロビーあるいはロビイストlobbyistという(ロビイング)。【鈴木 博之】。…
【ロビイング】より
…さらに最近では,世論の理解を求め,その支持の動員をはかる目的での圧力団体の対世論活動の活発化が顕著であるが,この種の圧力団体の活動は,間接的ロビイングとして,立法府や行政府を対象とする直接的ロビイングと対比され,またその大衆志向性から〈グラス・ルーツ・ロビイング〉とも呼ばれている。このようなロビイング活動の担い手としての役割を演じるのが,〈ロビイストlobbyist〉にほかならない。 このようなロビイングは,圧力団体の時代としての現代において,先進民主主義諸国にほぼ共通にみられる現象であるが,その実態は,国ごとにかなり異なっている。…
※「lobbyist」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」