世界大百科事典(旧版)内の《Mānasāra》の言及
【住居】より
…今日見られる集落や住居形式はこの時期に完成した。その規範とされたのは《マーナサーラMānasāra》(7世紀ころ)と呼ばれるヒンドゥーの都市計画と建築の書である。《マーナサーラ》は,ヒンドゥーの宇宙観を,幾何学的パターンの形で表象した一種のマンダラとして,都市の建造物を配置することを理想とし,その基本は方位軸に基づく布置の原則である。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」