世界大百科事典(旧版)内のmaceralの言及
【石炭】より
…組織成分の分け方は,大別してヨーロッパ法とアメリカ法があり,日本の分類はヨーロッパ法に類似している。ヨーロッパ法では,ビトリットvitrite(ビトレインvitrain),クラリットclarite(クラレインclarain),デュリットdurite(デュレインdurain),フジットfusite(フゼインfusain)に区分し,さらに研究が進むにつれて,石炭を組成する基本的な均一な単位成分として〈マセラルmaceral(微細組織成分)〉が識別されるようになった。これは,岩石を組成する鉱物にあたるものといえる。…
※「maceral」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」