Marmashen(その他表記)Marmashen

世界大百科事典(旧版)内のMarmashenの言及

【アルメニア美術】より

…9世紀から11世紀にいたる〈第2の隆盛期〉では,これがさらに彫刻の技巧,装飾の整備を加え,芸術的表現を豊かにしている。アニの諸聖堂やアグタマール,マルマシェンMarmashen(レニナカン北西郊)の諸聖堂がその例で,優れた建築を生んでいる。装飾として外部には建築の要所に細い小円柱やアーチ形をつけ,また唐草(からくさ)や幾何学文様を刻んだ帯状装飾を加えて建築の構成を明示しようとし,またアグタマールの聖堂では盛んなブドウ唐草とともに平らな厚い浮彫で聖図像の人物や寄進者などの像あるいは動物像を刻んで,一種独特の生動感を与えている。…

※「Marmashen」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android