世界大百科事典(旧版)内のMelaleucaの言及
【カユプテ】より
…葉から油を採るフトモモ科の常緑高木で高さ10~20mとなる。通常,マングローブ林のすぐ後方の湿地に生え,群生する。樹皮はシラカバに似て灰白色,紙状でまき重なり,不規則に薄片となってはげるが,内皮はコルク質である。葉は短い柄を有し,互生,革質で長楕円形ないし披針形,多くの縦の平行脈があり,長さ5~17cm,両端はとがり,もめば芳香がある。花は小さく長さ3~5cmの花序に穂状につき,花弁は5枚で黄白色,時に紅色,長さ2~3mm。…
※「Melaleuca」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」