modalism(その他表記)modalism

世界大百科事典(旧版)内のmodalismの言及

【キリスト論】より

…それは父なる神の独一の働きを強調するもので,〈養子説〉と〈天父受苦説patripassianism〉とがある。前者はユダヤ教にさかのぼるもの,後者は子の姿は父の様態にすぎないとする〈様態説modalism〉に対してテルトゥリアヌスが与えた論争語である。アリウスはキリストの従属性を強調して,父と子の〈同質〉を主張するアタナシオスとの間に大論争を行った。…

【サベリウス】より

…経歴は不詳だが,ローマの司教カリストゥス1世(在位217‐222)のときにアフリカから来て,教父ヒッポリュトスと争った。その主張は〈様態論modalism〉(モナルキアニズム)で,父・子・聖霊を神の顕現様態とするものであったが,位格相互の区別を軽視したために,それは子(キリスト)の受肉を父の受難とする〈天父受難説patripassianism〉となるのではないかと非難された。【泉 治典】。…

※「modalism」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む