世界大百科事典(旧版)内のMyosotisの言及
【ワスレナグサ(勿忘草)】より
…初夏に紺碧色の花を咲かせるムラサキ科の一・二年草(イラスト)。観賞用に栽培される。高さ15cm,多数の小枝を分けて直立する。葉は長楕円形で互生し,茎頂の各葉腋(ようえき)に花梗を出して,ウメの花に似た中心黄色の合弁花をかたつむり状花序につづる。つぼみは桃色であるが,開花するとコバルト色になる。ヨーロッパ原産で,園芸品種はこのM.scorpioides L.や,アジア北部からヨーロッパに原産するエゾムラサキM.sylvatica Hoffm.から改良されたり,あるいは交雑育成されたもので,花色は桃色や白色もある。…
※「Myosotis」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」