世界大百科事典(旧版)内のMyzostomidaの言及
【スイクチムシ(吸口虫)】より
…吸口虫綱Myzostomideaに属する環形動物の総称。成体は棘皮(きよくひ)動物のウミユリ類の体に寄生,または共生生活をしているが,幼生は底生性。多毛類のスピオ科のものによく似ていて浮遊生活をする。日本からはツノスイクチムシ,イイジマスイクチムシなど30種ほどが知られている。体は円盤状で左右相称,直径は10mmくらいまで。周縁に長い触糸をもつものもある。体の腹面の前端には口,後端には総排出腔が開いている。…
※「Myzostomida」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」