世界大百科事典(旧版)内のNachtfalterの言及
【ガ(蛾)】より
…静止するときは,チョウは翅を背面にたたむが,ガは広げたままであるなどといわれているが,ガと呼ばれているものの中にいろいろなタイプの種がいて,これらの区別はたいへんあいまいである。昼間飛ぶのがチョウbutterfly,夜活動するのがガmothと,違ったことばを使っているのは日本語や英語だが,ドイツ語では両者をいっしょにしたFalter(あるいはSchmetterlinge)という単語があり,チョウはTagfalter(昼のチョウ),ガはNachtfalter(夜のチョウ)と呼ぶし,フランス語ではpapillonといえばチョウを指し,papillon de nuitとすれば,ドイツ語と同じようにガの意味になる。
[分類と種類]
最近では,学問的に根拠のうすいチョウ類とガ類に大別する分類法は排除され,鱗翅目は次の2亜目に大別されている。…
※「Nachtfalter」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」