世界大百科事典(旧版)内のNectophryneの言及
【ヒキガエル(蟇∥蟾蜍)】より
… ヒキガエル類は平地の林ややぶなど湿った場所に多く,繁殖期以外は水に入らないが,日本のナガレヒキガエルB.torrenticola,北アメリカのコロラドヒキガエルB.alvarius,東南アジアのミズヒキガエルPseudobufo subasperなどは山地の渓流にすむ。また東南アジアのキノボリヒキガエル属Pedostibesや西アフリカのアフリカキノボリガエル属Nectophryneなどは木にも登る。 繁殖期には生息地から産卵池まで,数百mから数kmの距離を大群で移動し,ヨーロッパではヒキガエルを輪禍から守る道路標識が立つ地方もある。…
※「Nectophryne」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」