世界大百科事典(旧版)内のNEFAの言及
【ヒマラヤ[山脈]】より
…主食は大麦を炒ってはじけさせ,それを粉にしたツァンパで,キャラバン交易で入手する磚茶(たんちや)を削った茶の葉にバターと少量の塩を入れたバター茶を飲み,チーズやわずかの肉,野菜を食べる。
[アッサム・ヒマラヤの山地民]
ブータンの東アッサム・ヒマラヤには,かつてNEFA(北東辺境管区)と呼ばれ,現在アルナーチャル・プラデーシュと呼ばれるインドの中央政府直轄領が含まれる。その北部寄りの諸民族がチベット文明の影響を受け,チベット仏教徒になったのを除いて,ここは近年までインド文明も及ばぬ部族文化の民の土地であった。…
※「NEFA」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」