日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 アルナーチャル・プラデシュあるなーちゃるぷらでしゅArunachal Pradesh インド北東部の州。1987年中央政府直轄地区から州に昇格した。旧北東辺境特別行政地域(NEFA)。州都イタナガル。面積8万3743平方キロメートル、人口109万1117(2001)、138万3727(2011センサス)。ヒマラヤ山脈の東部にありほぼ全域が山地である。南部はブラマプトラ川の流域に近く、住民の多くがこの地域に集中する。南部の谷、段丘で行われる農業が主産業で、米、トウモロコシ、キビの類が栽培される。山地部ではいまなおユーミンという移動耕作がみられる。[中山晴美] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例