世界大百科事典(旧版)内のNidarosの言及
【トロンヘイム】より
…ノルウェー最古の都市の一つで,国王滞在地であった。古くはカウパング(〈交易地〉)の名で知られるが,10世紀末に現れたオーラブ1世の治下で発展し,11世紀以降は聖オーラブ王(オーラブ2世)の墓のために北欧各地から巡礼を集め,12世紀後半から1300年ころまでニーダロスNidarosの名でよばれた。ニーダロス司教座大聖堂(1152‐1536)はノルウェー中世最大の建築で,14世紀初めに市の内外には10~12の教会と4~5の修道院があった。…
※「Nidaros」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」