世界大百科事典(旧版)内のonomasticonの言及
【百科事典】より
…類書のなかの《北堂書鈔》や《翰苑》は,賦を意識して本文をつづり,これに注を付したものといえる。なお西欧の古代には,事物の名前を列挙するオノマスティコンonomasticonと呼ばれるジャンルがあった。名物学あるいは一覧表の学と称すべきもので,古く《創世記》のなかからも作品の例証を拾うことができるが,一時期の現象にとどまったところが,中国と異なる(名物)。…
※「onomasticon」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」