世界大百科事典(旧版)内のPachytestaの言及
【ソテツ(蘇鉄)】より
…雄花はへら状,オール状の小胞子葉(おしべ)が花軸上に密生して球花をつくり,小胞子葉の裏側一面に小胞子囊を密生する。胚珠は3層の珠皮で包まれ,二畳紀のシダ種子類,パキテスタPachytestaのそれと同型で,ソテツ類がシダ種子類の後裔(こうえい)であることを示唆している。 幹は直立して十数mに達するものや,地中に埋もれ地表に数十cm顔を出すものなどがある。…
※「Pachytesta」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」