世界大百科事典(旧版)内のPanjnādの言及
【インダス[川]】より
…チベット高原南西部のカイラス山脈に発し,北西流してカシミール地方を横断したのち,大ヒマラヤ山脈北西端で南西へと転じ,先行性の深い横谷をなしてからパキスタンの北西辺境地方に流下する。さらにパンジャーブ地方にはいり,同地方の語源にあたる五つの川(西よりジェラム,チェナーブ,ラビ,サトレジ,ビアス)を合わせたパンジナードPanjnād川を加える。同川を合流させてのちは,シンド(サンスクリットでインダスにあたるシンドゥに由来)地方のタール砂漠西辺を流れるため,流入する涵養河川もなくカラチ南東方でアラビア海にはいる。…
※「Panjnād」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」