世界大百科事典(旧版)内のPappusの言及
【パップス=ギュルダンの定理】より
…空間内の一つの平面上に互いに交わらない直線lと図形Dがあるとき,Dをlのまわりに空間内で回転させて得られる回転体の体積は,Dの面積と,Dの重心(密度は一様として)がlのまわりを回転して描く円周の長さとの積に等しい。この事実をパップス=ギュルダンの定理という。回転面の面積についても同様なことがいえる。すなわち,空間内の一つの平面上に互いに交わらない直線lと曲線Cがあるとき,Cをlのまわりに空間内で回転させて得られる回転面の面積は,曲線Cの長さと,Cの重心(密度は一様として)がlのまわりを回転して描く円周の長さの積に等しい。…
※「Pappus」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」