Pasiphaē(その他表記)Pasiphae

世界大百科事典(旧版)内のPasiphaēの言及

【ミノス】より

…ゼウスとエウロペの子。妃パシファエPasiphaēとの間にアリアドネAriadnē,ファイドラPhaidra,アンドロゲオスAndrogeōsらをもうけた。海神ポセイドンに祈って雄牛を海中から出現させてもらったお蔭で王位につけたにもかかわらず,約束に反してその牛を海神に捧げなかったため,海神はパシファエが雄牛に恋するように仕向け,その交わりから人身牛頭の怪物ミノタウロスが生まれた。…

【ミノタウロス】より

…ギリシア伝説の人身牛頭の怪物。クレタ王ミノスが海神ポセイドンから供犠用に送られたみごとな雄牛(タウロス)を惜しんで殺さなかったため,怒った海神はミノスの后パシファエPasiphaēに雄牛を恋させ,その交わりから生まれた。王は名工匠ダイダロスに建造させた迷宮ラビュリントス内にこれを閉じこめ,毎年アテナイより送られる14人の少年少女を餌に供していたが,怪物はやがてアテナイの王子テセウスに退治された。…

※「Pasiphaē」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む