patola(その他表記)patola

世界大百科事典(旧版)内のpatolaの言及

【イカット】より

…発生と伝播の経路については判然としていないが,過去の染織文化の交流から,インドを中心に西はイラン地方から南ヨーロッパへ,東は中国および東南アジア,さらに琉球,日本へと伝播していき,一方チリ,グアテマラなど中南米の絣は独自に発生したものではないかと考えられている。今日知られている世界の絣で最も代表的なものを挙げると,インドの婚礼用サリーに用いられるパトラpatolaと呼ばれる絹の経緯絣,北インド,イラン地方の絹のビロード絣,トルキスタン地方の華やかな絹の経絣,そしてインドネシアの木綿絣などがある。とくにインドネシアでは木綿の経絣が最も多く,ほとんど全域で行われている。…

※「patola」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android