世界大百科事典(旧版)内のPhiladelphusの言及
【バイカウツギ】より
…山地の路傍に見られるユキノシタ科の落葉低木で,幹の高さは約2m(イラスト)。花が美しく,また香りがあるので,世界に広く栽培され,観賞用としてよく利用されている。枝はふたまたによく分枝し,若い枝には軟毛がある。葉には短柄があり,対生する。葉身は長さ5~10cm,表は緑色,裏面は淡緑色,長楕円状卵形で先は長くとがり,ふちには微凸状の鋸歯がまばらにあって,基部から平行した5脈が目だつ。6~7月,枝の先に総状的な集散花序をつくり,直径約2.7cmの白い花を5~9個つける。…
※「Philadelphus」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」