世界大百科事典(旧版)内のpotlootの言及
【鉛筆】より
…次いで渡来したのは幕末で,当時は石筆と呼ばれた。石筆はオランダ語potloot(陶工の鉛の意)の訳語で,もとはスペイン産黒鉛の商品名Potlothであった。〈ホットロウ〉(《嬉遊笑覧》),〈剝篤羅阿渡(ポツトロード)〉(《理学提要》)などの記述がみられ,〈明治初年のは,只ポットロードと呼びて,鉛筆の名もなく,象牙軸のくり出し式のものゝみなり〉(《明治事物起原》)という。…
※「potloot」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」