世界大百科事典(旧版)内のpriapiumの言及
【交尾】より
…トウゴロウイワシ類のカダヤシなどでは雄のしりびれの鰭条が精子を導く槍状の器官(gonopodium)になっている。同じ仲間にはこれが中空の管になっているものや,のどの下に複雑な交尾器官(priapium)をもっている種類もある。 両生類はふつう厳密な意味での交尾を行わないので交尾器官をもたないが,北アメリカ産のカエルの1種アスカフスAscaphusの雄は総排出腔から尾のように常時突出した交尾器官をもち,交尾によって体内受精を行う。…
※「priapium」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」